京都市下京区 祇園祭_御手洗井(みてあらいい)

祇園祭の紹介も神幸祭までようやくたどり着き、祇園祭の折り返し点にきました。

祇園祭の紹介も、もう少しさらっと済ませる予定でしたが、膨大な画像データを宝探ししているうちに、ついつい自分がのめり込んでしまいました。
次は、御旅所の御神輿が24日に八坂神社に還る、還幸祭になるのですが、その前にちょっと一服です。

祇園祭の番外話として、ご紹介します。
京都市中京区手洗水町(てあらいみずちょう)に、御手洗井(みてあらいい)と呼ばれる井戸があり、普段は柵で閉じられています。
この井戸が、祇園祭の7月14日から24日の期間だけ、柵が開けられます。

昔は、祇園祭の一連の神事にも用いられていました。

京都は、伏見の酒で有名なとおり、地下水の水質が良いことで知られていましたが、この御手洗井の水は格別品質が良かったそうです。
現在は、地下鉄工事の影響で水量が減ってしまったようですが、それより、周囲をビルで囲まれて昔の水質のままとはとても思えません。
御手洗井01

御手洗井02

御手洗井03


大きな地図で見る

この記事やこれらの写真はいかがでしたか?