京都市東山区 祇園祭_7月24日(21時)還幸祭( その2:八坂神社)

7月24日、16時に四条寺町の御旅所を出発した3基の御神輿は、別々のルートで氏子町を廻り、夜21時に、八坂神社に到着します。

八坂神社西楼門(にしろうもん)の石段は、夜9時にもかかわらず、神輿を迎える観客で埋め尽くされています。
還幸祭:八坂神社01

3基の御神輿が到着する前に、八坂神社の神官たちが先に到着します。
還幸祭:八坂神社03

その後、中御座(中御座)、東御座(ひがしござ)、西御座(にしござ)の順番で、3基の神輿が到着します。
それぞれ、西楼門石段下の交差点で、迫力満点で担がれます。
還幸祭:八坂神社04

御神輿は、到着順に、東楼門がら八坂神社の境内に流れ込んでいきます。
神輿は、舞殿の周囲を3周廻り、舞殿上に格納されてゆきます。
還幸祭:八坂神社05

還幸祭:八坂神社06

還幸祭:八坂神社07

還幸祭:八坂神社08

還幸祭:八坂神社09

3基の御神輿が、舞殿に格納されるのは、深夜12時になります。
これから、神官による御霊移し(みたまうつし)の神事が開始されます。

御霊移しとは、御神輿に乗っている八坂神社の神様を、本殿に戻っていただく神事です。
この御霊写しの儀式の最中は、境内の照明がすべて消されて、真っ暗の中で行われます。

神官が、オオカミの声で”ウォォォォ〜”と神様を呼び出す声が、真っ暗な境内に響きわたると、身体がビリビリとなります。
このときは、写真を撮ることもできず、話をすることも禁止です。

境内に再び明かりがつくのは、午前0時を廻った25日です。


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