7月14日から3日間が、祇園祭宵山(よいやま)です。16日を「宵山」、15日を「宵宵山」、14日を「宵宵宵山」などと呼ぶこともありますが、3日まとめて「宵山」です。
八坂神社の舞殿には、17日夕刻に四条通の御旅所に出発する3基の神輿(西御座、中御座、東御座)が、その時を待っています。
四条通と烏丸通りは、歩行者天国となり、浴衣姿の人々も繰り出し、見渡す限り、人が川のように流れて行きます。
夕暮れになると、提灯に灯がともり、一気に雰囲気が盛り上がります。
各山鉾(やまほこ)からは、祇園囃子(ぎおんばやし)の演奏が聞こえます。
四条寺町交差点の御旅所(おたびしょ)には、夜になると各鉾町(ほこまち)が、祇園囃子(ぎおんばやし)を奏でながら、挨拶にやってきて、八坂神社の神主からお祓いを受けます。
このようにして、山鉾巡行の17日が近づいてきます。