廬山寺(ろざんじ=京都府京都市上京区寺町通広小路上ル北之辺町397)は、紫式部の住居跡に建つ寺です。
この廬山寺、普段はとても静か。式部の庭などの一人静かに拝観することができます。
ところが、毎年2月3日は、「鬼法楽」と呼ばれる節分会(せつぶんえ)のときは、とても賑やかです。
赤鬼、緑鬼、黒鬼の3匹の鬼が松明を持って暴れますが、これがなかなかユニークで、全然コワクナィ。
鬼が暴れたのち、鬼を追い払う追儺師(ついなし)が登場し、境内の四方に向けて降魔矢(こうまや)を射る”法矢”という行事があります。
一般的には、破魔矢(はまや)と呼ばれる、厄除けの弓矢です。
この法矢で邪気を失った鬼は、人間の体の悪いところを治すために厄払い、邪気払いを行うのです。
廬山寺の節分会ページ
http://www7a.biglobe.ne.jp/~rozanji/50_setubun.html
廬山寺の場所