京都市右京区 嵯峨お松明式(さがおたいまつしき)は、京都に春を告げる火祭

清凉寺 (嵯峨釈迦堂)のお松明式は、京都三大火祭りのひとつ

清凉寺は、嵐山渡月橋の北方にあります。
渡月橋に近いのですが、普段は、とても静かな場所です。

この寺で、3月15日に「お松明式(おたいまつしき)」という、火祭が行われます。
「五山の送り火」、「鞍馬の火祭」とともに、京の三大火祭と呼ばれています。

境内の庭に、巨大(高さ7m)な3基の松明が設置されます。
ソフトクリームのコーンのような形で、山で採ってきた太い藤蔓(ふじつる)で、装飾を付けながら、形を作っています。
この技も、伝承されているとのことです。

夜になると、信徒たちが松明の周りを周回したのちに、護摩木を焚いた火を松明に移します。

燃え上がった松明から、火の粉が周囲に降りかかり、厄払いの儀式になるのです。

清凉寺お松明式02

清凉寺お松明式01

Takataroは、着ていたジャンバーの肩部分に、火の粉で大きな穴が空いていることに、家に帰り着いてから、気付きました。


大きな地図で見る

この記事やこれらの写真はいかがでしたか?