私Takataroは、金曜日に会場を見て、プログラムを一回で全部見ることはできないと感じました。
地元のカメラマン達と親しくなり話を聞くと、彼らは「なまはげ踊り」だけを撮影に来たと言います。
会場中央の柴灯火(せどび)の場所で「なまはげ踊り」があるのですが、そこの一番前で撮影するつもりです。
私は、初めての祭りはロケハン(ロケーションハンティング=下見で場所をチェック)と考えますが、場所が男鹿半島だけに、今後何度来ることができるかわかりません。
できれば、一発でベストショットが欲しい。
地元のカメラマン達のアドバイスどおり、「なまはげ踊り」をメインにすることにしました。
ということで、柴灯火(せどび)の場所取りで動けないため、他のプログラムを撮影に行くことができないという結果になり、そのため翌日の土曜日に他のプログラム撮影のため再度この場所に来ることになりました。
社殿横の石段で最初のプログラム「なまはげ入魂」が始まります。
すぐに、柴灯火(せどび)の場所に戻れるように、石段を取り囲む観客の一番後ろから、「とりあえず」の撮影です。
石段に、なまはげに扮する若者が集合します。
全員、衣装は「なまはげ」ですが、なまはげの面はつけていません。
神主から、お祓いを受けます。
赤い装束の神主が、「なまはげ」の面を若者に授けます。
なまはげの面を付けた若者たちは、「なまはげ」に変身し、ウォ〜、ウォ〜と雄叫びをあげながら山に戻っていきます。
地元の方から、「なまはげ」の面をつけると、自分が別人のような気持ちになったという経験をお聞きしました。
つづく