地蔵盆と呼ばれる行事が、日本各地に残っていますが、京都でもお盆の時期には、町内の子供たちを地蔵さんのところに集めて、遊んだり、お菓子を配ったりします。
京都市中心部は、今やビルだらけで、瓦屋根の家などは希少になっています。
しかしながら、たとえビルが建てられても、町内の地蔵さんの祠(ほこら)は、残されています(もちろん、すべてではありませんが)。
私は、その数を数えようと考えたことがありますが、その数の多さに、すぐに断念しました。
そして、多くの町内が、祠を花で美しく飾っています。たまに、見捨てられたような地蔵の祠を見ると、その町内の雰囲気までわかってしまいます。地蔵さんに、道徳を試されているようです。